コロナワクチン接種が始まります


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 葉山町でも、5月10日から75歳以上の方を対象にワクチン接種が始まります。国からのワクチン供給量が不確定であり、町のワクチン接種スケジュールは日程や対象年齢など変更を余儀なくされています。

 4月26日から始まった電話やインターネットを利用した接種予約は、「電話が繋がらない」 「インターネットの予約方法が分からない」など、役場への苦情・問い合わせが続きました。75歳以上の対象者6400人に対し今回(5/10・12・13)の接種枠は約500人分。変異株や感染拡大の情報を見れば、接種を急ぎたいのは当然です。

接種時に2回目の予約を取るとのことですが、予約が取れるまで気も休まらない状況です。75歳以上の希望接種者が終わる6月上旬に合わせ、65歳以上の方へ接種券を送付する予定とのことでが、他自治体では、あらかじめ地域等で区切り日程を指定した接種券を送付し、変更時のみ予約変更をするところもあります。他自治体のように予約の負担を少なくすることはできないでしょうか。決まったことだからと続けるのではなく、検討するべきです。

 国からのワクチン供給量は増えてきていますが、医師・看護師の確保も課題であり、今後も変わりゆくワクチン接種状況に、希望するすべての町民の接種が終わるまで混乱が続くことが懸念されます。保育士や介護士などの優先接種や安心して接種できる仕組みや情報発信を求めていきます。 

 「クリーンセンター再整備工事」が、動き出します。2019年4月に逗子市・葉山町ごみの共同処理検討チーム報告書に関し、再度のコスト推計が出されました。当初計画にはなかった鎌倉市の可燃ごみを逗子市で処理することになり、焼却処理経費が安くなりました。

しかし、生ごみ堆肥化施設は消費税増税や葉山の地形等に合わせた施設となり、建設費増額となっています。単純比較はできませんが、処理単価の1.5倍近い数字に驚きました。キエーロ普及により生ごみの自家処理が進んでいる葉山町。焼却処理を抑えCO2の排出を抑え環境に配慮することは重要です。町の説明で生ごみ堆肥化施設建設コストは焼却処理より安価としていますが、妥当な建設費か注視していきます。