みき通信 第75号 一般質問で取り上げました


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いじめ問題の現状と対策、把握後の対応では「本人がいじめと感じた場合全てカウントし、小学校76件、中学校9件だ。重篤な事案は発生していないと報告をうけているが、絶対に許されない行為であり、どの子にも起こりうるという認識に立つことが重要で早期に対応していく」ということでした。いじめの問題は深く、なくしたくてもなくならないものです。

先進国では子どもの貧困とは食べる事に困るというものだけでなく、相対的貧困や孤食など、現状が見えづらいものもあり、葉山で民間の「こども食堂」が2カ所で始まり、ボランティアや食材募集もしています。町の対策は「総合的な面から、何ができるか考えている」というものでした。民間や社協任せではなく、現状把握のためのアンケート調査など積極的に関わっていくことが必要です。

婚姻歴の有無で、ひとり親家庭への福祉的補助が対象外となっている現状。負担額の差を解消するためにもみなし寡婦控除への対応を求めています。「経済的支援の差が起きないよう対応していきたい」というものの、保育料では6万円もの差が出る事例も見られます。早急な対応を求めています。
 学用品費のほか入学準備金も支給される就学援助制度。入学した年の10月に支給され、入学準備には生かせません。入学準備時期に合わせた就学援助制度を求めています。答弁は「31年度の入学者対象を目指す」と、周知漏れなどないよう求めました。

小児医療費補助事業は県内自治体の半数以上が中学3年までを対象としています。町長は「中3まで所得制限なし拡充は30年度予算策定にあたり、全体的予算を確認し、可否を決めたい」とこれまでにない前向きな町長答弁でした。

県の高齢者外出支援サポートサイトに各自治体の対応状況が掲載されています。葉山は社協やNPO法人等検討中だけ。残念ながら高齢者外出支援策が遅れていることがわかります。他自治体を参考にし、バス代、タクシー代補助等の外出支援策を求めました。「社協やNPO法人等で検討しており、近隣状況も調査し検討する」というもの。スピード感のある対応を求めました。

声を上げ続けることが大切と考えています。皆さんの声もお聞かせください。