みき通信 第51号


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約1674tのごみが減量

「ごみ戸別収集」が始まって一年。ご家庭での分別、資源化への協力が大きく実を結び一年間で約1674tのごみが減量になったと報告がありました。町民の皆さんへは「広報はやま7月号」で報告がありましたが、頑張った結果が目に見えることは、次への励みにもなりますね。

集団資源回収により町内会や自治会への奨励金が支払われていますが、皆さんの協力により集まったお金の使い道も皆で考えることは、地域のつながりを深めることにもつながるのではと思います。

戸別収集が始まったことで、カラス等によるステーションの散らかりはとても少なくなりました。ですが、収集日以外のごみ出しや分別ミスにより収集できずに、ステーションに残されたままで、何日経っても出した方は持ち帰らず、残念ながらごみが残ったままになることもあります。そういったステーションが多い訳ではありませんが、目に余る場所もあり環境課に質問したところ、「何カ所か把握している」と言います。「どのくらいの周期かは言えないが酷い時は、収集車で片づけている」と。本来なら、個人のモラルと協力で行っているごみ処理です。イタチゴッコともなり兼ねない方法ではなく、ステーションへ捨てられてしまう前の個別具体な対策が必要ではないでしょうか。

また、燃やすごみの多くは生ごみ。生ごみ減らすことが更なる減量に繋がります。私は「ベランダでキエーロ」を愛用していますが、最初に使った時、本当に生ごみが消えたこと、臭いが全くなかったこと。感激しました。町では、キエーロ等の普及・稼働率のアップに力を入れています。出来るだけ多くの方が、無理のない範囲でも生ごみ処理が出来るといいですね。

逗子市では27年10月より家庭ごみ処理に関し、有料化となることが決まっています。それぞれ自治体の経済状況等も含めた処理の仕方ではありますが、葉山町では戸別収集をすることで減量化が進み、処理費の削減に繋がっています。

ごみ処理はどの自治体でも大きな課題です。地域の課題に合わせ、住民と行政とのつながりを密にしていかなければ解決できません。課題解決の一端を担うようアンテナを張っています。