みき通信第40号


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まちづくりに住民の声を ! !

自然環境を破壊する開発計画や高層マンションの計画に反対する運動をきっかけに、住民の方達でまちづくりを考え、建築基準法や都市計画法だけでは、自然保護や住みやすい町をつくることが出来ないのではと、自治体独自の自然保護条例や景観条例などが検討されています。

葉山町でも平成17年に葉山の将来像『海とみどりにひろがる文化のまち』の構想に向かって葉山町まちづくり条例が制定されました。

議会に「葉山一色宅地計画に関する陳情書」が出されました。陳情は、葉山町まちづくり条例に「3000㎡以上の開発事業は面積5%以上の公園を整備しなければならない」など一定の規制がありますが、実教寺付近の宅地開発に関し、3000㎡以上の土地を分割し、小規模開発を先行して行うことで「まちづくり条例」から逃れようとしているのではないか。

また、「樹木の保全や、緑化に努めなければならない」と遵守事項もあるが、現在の樹木保全もしていないのではないか。先行開発でも山からの水が流れ続けており、今後の開発で水の流れはどうなるのか。などの懸念を挙げて、議会で討議し適切な対応をしてほしいと求めています。

陳情者は、自分たちで多くのことを調べ、町長、都市計画課に対する要望書や請願等で働きかけ、それでも多くの疑問が残り納得できずに議会に働きかけたものです。

総務委員会の中で、「分割の開発業者は別会社で、一体的開発には当たらない」「住民説明会も行っている」と町の説明をうけました。私は、議会としてもっと調べるべきと意見を出しましたが、他の委員は「町は条例にのっとり適切に処理をしている」「条例で可能な限りの指導を業者にし、町民にもできる限りの対応をしている」と、陳情に反対。賛成少数により不採択となり、本会議でも賛成少数により否決されてしまいました。

その後、先行業者が、後の開発業者の下請けとして参加しているという話も出ており、「一体開発」と見られてもしかたがないでしょう。

今後、住民も参加する中で、行政と議会が条例逃れの抜け道など無い「葉山町まちづくり条例」にしていく必要があります。