町議 覚醒剤の使用認める供述
神奈川県葉山町の町議会議員が覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕された事件で、議員がその後の調べに対し容疑を認めたうえで、覚醒剤の使用についても「議会で自分の能力以上の力を発揮するため議員控え室で使用した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
この事件は神奈川県葉山町の町議会議員、細川慎一容疑者(41)が先月16日、横浜市中区の路上で覚醒剤0.65グラムを隠し持っていたとして、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたものです。
警察によりますと細川議員は当初、容疑を否認していたということですが、その後の調べに対し容疑を認めたうえで覚醒剤の使用についても認める供述を始めたことが捜査関係者への取材でわかりました。
逮捕後に採取した尿からは覚醒剤の反応が出ていて、調べに対し、「議会で自分の能力以上の力を発揮するため町役場の中にある議員控え室で覚醒剤を使用した」などと供述しているということです。
警察は入手ルートについて調べを進めるとともに今後、覚醒剤を使った疑いで細川議員を再逮捕する方針です。
03月05日 06時41分(NHK webnews)
「薬物により議会で実力以上を…」 所持容疑の町議供述
朝日新聞デジタル 3月5日(土)10時33分配信
神奈川県葉山町議の細川慎一容疑者(41)が2月、覚醒剤取締法違反(所持)容疑で同県警に逮捕された事件で、細川容疑者が「トップ当選の期待に応えなくてはという重圧を感じ、議員控室で覚醒剤を使用した」などと供述していることが5日、県警への取材でわかった。
捜査関係者によると、細川容疑者は昨年12月に一度、議員控室で覚醒剤を使用したことを認め、「薬物によって議会で実力以上の力を出せると思った」と供述。また「10代の頃に初めて覚醒剤を使用した。3、4年前から頻繁に購入するようになり、町議に立候補した時には常習していた」などと話しているという。家族や他の議員に見つからないよう、漫画喫茶などで使用することが多かったという。
細川容疑者は国会議員の公設秘書などを経て、昨年4月の町議選で最多票を集め、初当選。2月16日、横浜市内で覚醒剤約0・65グラムを持っていたとして現行犯逮捕され、尿からは覚醒剤反応が出ていた。県警は近く、細川容疑者を同法違反(使用)容疑で追送検する方針だ。
朝日新聞社
一日も早く議員職を辞して、やり直してほしいと思います。
週明けにでも、担当弁護士に会えればと思っています。