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みき通信 第38号

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6月からごみ戸別収集始まる

6月から町内全域で戸別収集が始まり、ごみの出し方が変わります。戸別収集は前町長当時から減量化に大きな効果があるとして話題になり、山梨町長はモデル地区を増やすなど、更なる段階を経ての実施です。

議会でもごみ問題特別委員会をつくり、経費削減、減量化、処理方法など話し合ってきました。自治会が率先し始めたモデル地区は燃やすごみが50%減量となりましたが、町の拡大した地区はまだ17%ほどで、温度差もあるようです。議会では拡大した地域への更に充分な説明会や指導の必要を強調しましたが、町の説明不足が目立ちました。

6月の新しい収集方法式開始に向けた説明会が、3月から午前・午後・夜の3回同じ会場で予定されています。説明会は全部で90回行われますが町民の理解を得るためのしっかりとした町の姿勢対応が求められます。

さて、逗子市はごみ収集の有料化を検討中で、鎌倉市では戸別収集と有料化を同時に進めようとしています。葉山町は有料化せずに戸別収集を実施します。有料化は、当初一時的にごみ量は減少するが、リバウンドが懸念されるという声もあります。

葉山方式は、直接的な町民負担がないだけ利点もありますが、ごみ量が減らなければ処分費として負担が求められます。ごみ処理経費を削減するには、町民の協力で分別を進めリサイクル率を上げることが重要です。ごみ量を減らすにはは他市に劣らぬ努力がもとめられます。

人口10万人未満の自治体のリサイクル率、全国1位は鹿児島県大崎町79%、2位は鹿児島県志布志市74%、10万人以上は1位東京都小金井市48%、2位鎌倉市47%です。人口33000人の葉山町、現在は27%ですから努力によっては更にリサイクル率を上げられます。

新しいごみの収集方式が定着し、住民サービスの向上とごみの減量化、資源化がうまく進むように私も議会で努力していきます。町民の皆さんの声、ご意見をお待ちしています。