みき通信第28号


miki-028

心癒された二子山山系歩き

早春のある日、「二子山山系自然保護協議会」の方々と、二子山の麓を歩いてきました。緑多い葉山の中でも更に山深く初夏にはホタルが飛び交う静かなところです。

山道からは、決して四角とは言えない田んぼは収穫後の稲株のあと、手作りの用水路が見え、ちょっと違った時間が流れている気がしました。

1960年頃には民家も田んぼも畑もあり、寺前谷戸としてにぎわいがありました。そこに住んでいた方が転居された後は、手が入ることなく、竹や杉が生い茂りました。

野鳥や、ホタルや葉山の自然に興味を持つ方、それぞれの方がそれぞれの視点で調査・研究し、保護活動をされてきましたが、山は手を入れなければどんどん荒れていきます。

活動で培ってきたノウハウや人事をつなげ、二子山山系周辺の自然環境を守りたいと、協働活動として2011年に始められたそうです。それが「二子山山系自然保護協議会」となり200万坪の森と里山づくりの活動をされているのです。

しかし、葉山町の方にあまり知られていない。と残念がっていました。多くの方から意見を聞き町と共に活動したいと、議員にも声がかかりました。

山があれば人は入ってきます。協議会では、山を開発するのではなく、自然再生や里山として、人と自然の関わり方、横浜や東京に近い葉山で、山岳地帯とは違った山の育て方を考え、ハイカーやマウンテンバイクの方々も禁止するのではなく、一緒に楽しみ育てていきたいとのことです。

山を守り育てていく。そのために禁止するルールを作るのではなく、皆がマナーを守っていくことで、意識を高め貴重な自然を保護・継承していくことが出来るとの話は、胸に響きました。

薪で沸かしたお湯で入れていただいたコーヒーがとてもおいしく、「二子山山系自然保護協議会」と名前は堅そうですが、里山を共に守り育てたいという笑顔の中に力強さとやさしさを感じました。