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みき通信 第27号

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被災から2年、葉山町の防災は

もうすぐ東日本大震災から二年。被災地のニュースを耳にしない日はありません。

私は、葉山防災ボランティアネットワークというボランティアグループの会員です。震災後、被災地を支援したいが現地にはなかなか行かれないという方や現地に支援に行ったり、支援の様子をニュースで見た方が、もし葉山が被災したら葉山側の受け入れ体制が心配になるなど、色々な想いを持った人が集まって出来た会です。

実際、現地で「何かお手伝いがしたい」と多くの方が集まってこられましたが、援助を求めている方はたくさんいるのに、支援物資の滞りや、どんな支援を必要としているのか、どのような支援ができるのか、現状の把握や振り分けがうまくいかないということが起きていました。

その様なことを踏まえて、葉山が被災した場合を想定し、他の自治体の防災ネットワークとの連携を深めたりしています。

いまは、津波で流されてしまった陸前高田の図書館建設企画に賛同し、本を集めたり、また、女川の仮設住宅で始まった布草履作りのためにTシャツを現地に送っています。現在、本は1344冊、半分が買い取られて¥13,098円の現金と、Tシャツを150着、送ることが出来ました。葉山での小さな声が集まり、また続けることにより大きなものとなっていきます。

「被災したとき犬や猫は避難所に一緒に避難出来ないのでは」と心配の声があります。近隣の逗子、鎌倉では一緒に避難できる場所が考えられていますが、葉山町では未だでした。人命だけが先なのでしょうか。私が以前「みき通信」に同じ日に二か所で家族の一員として想いのこもった犬のお墓を見たと書いたことを思い出しました。

震災より二年、葉山町の防災について色々なことを想定した対策をさらに求めていきます。