令和4年度の予算案が出されました。コロナ禍が税収にどれだけの影響を与えるか心配されていましたが、町税収入には大きな影響は見られず、町民税・法人税収も令和3年度より伸びています。
大型事業として、令和6年までかけ整備するクリーンセンター再整備、令和5年4月開始する中学校給食に向けて上山口小学校給食調理室改修、葉山中学校トイレ改修など行なわれます。
また、立ち止まっていた公共施設再整備は、葉山中、一色小、葉山小3校を劣化診断より、更に細かな建物躯体・リノベーション調査を行います。下水道整備も含め公共施設修繕も多く、普通建設事業費の伸びが大きくなっています。
お産や育児の疲れがたまり辛い、赤ちゃんの世話や生活リズムが分からなくて不安などの産婦さんのケアに産後ケア事業がありますが、利用には宿泊型(9時~翌17時の1泊2日自己負担額18,000円)、日帰り型(9時~17時まで自己負担額6,000円)、訪問型(自宅にて90分以内自己負担額9,000円)と費用負担が重いとの声があります。
横浜市では6,000円/泊、2泊目から半額、横須賀市は9,500円/泊、三浦市では2泊目半額と、葉山町よりかなり利用しやすい金額です。
町民の方からの声を行政に届けたことで、2022年度から多胎児の妊産婦健診補助の回数増や、「夜間授乳や夜泣き等夜間に特化したナイトケア型(夜間のみの利用)が拡充されました。
しかし費用負担軽減には繋がっていません。連続利用には1度自宅に帰らねばならず、身体の負担軽減、産後のケアに繋がるように費用面の負担減も重ねて求めていきます。