みき通信 第12号


miki-012

暑かったり寒かったり、落ち着かない陽気、みなさんの体調はいかがでしょうか。約一か月間の第三回定例会では、総括質問、22年度決算、一般質問と高いハードルが幾つもあり、先輩議員のお知恵を何度お借りしたでしょう。

一般質問では、保育園待機児童解消については、国の『子育て新システム』の導入を待つとの答弁には、『子育て新システム』自体に問題ありと更なる検討を求め、小児医療費助成制度については、せめて三浦半島一の小学校卒業まで拡充し『子育て日本一』を目指すべきだと町長に求めました。

決算委員会では、町長から「葉山の約17平方キロの中に葉山消防署が1か所である」と「問題意識」を持ったような答弁もあり、日本一充足率の悪い消防職員の増員を含めた分署的な構想の実現化を求めました。

小学校の暑さ対策で、「今年度はタイガーマスク(?)が現れ○○小学校教室に扇風機を取り付けてくれた」と来年度も現れる事を期待しているような事を平気で答える行政に、子供達の教育環境の充実を図るために、現実を知ってほしいと訴え、町長、教育長に常任委員会と一緒に学校の調査を約束させました。

10月14日より3回目の被災地支援に。避難所だった学校の横に山積の瓦礫も減り、基礎や柱だけ残った場所も更地になっていましたが、女川方面の小さな漁村では全く手つかずのようで、家の上に家が乗っていたり、車が飛び込んだままの地域も何か所かあり、災害の大きさ、復興のおもさを改めて感じました。

今回、個人宅の廃材撤去や側溝の泥だし、支援物資を預かる倉庫で物資の整理のお手伝いが出来ましたが、行政として行き届かない部分での支援継続の大切さ、重要さを学びました。