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みき通信 第9号

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初議会を終えて
5月、議長選出などの臨時会、6月、10日間の定例会、私 くぼたみきの初議会は終わりました。 何もかもが初めて、不安ばかりの毎日でした。議会では新人もベテランもなく、議員の役割はまったく同等。「わかりません」では通りません。

常任委員会は教育民生に所属しています。震災・原発事故をふまえ「放射能問題」に関した多くの陳情が出されました。子供たちが通う学校・保育園・幼稚園等放射線量の計測を求める声、給食食材の産地の変更等。保護者の方々は沢山勉強もされ、少しでも早い安心を求めています。

町は「国の安全基準はクリアしている」との回答。しかし鎌倉市など近隣では独自に検査、対応しているのです。保護者の方が葉山にも求めるのは当然のことです。陳情「趣旨了承」となりましたが、経過を見届けていきます。力不足を感じ、さらに「頑張ろう」と自分に誓いました。

再び被災地へ
初議会を終え、再び現地のボランティアに、二人の娘(18歳、16歳)を連れ参加しました。子供たちがどれだけ役立つかはわかりませんが、被災地に行くことで何かを感じてくれればと思いました。

大きな通りの車や船などは片付いていましたが、奥に入ると手つかずのところも多く、町づくりはまったく進んでいません。子供たちが通う学校の横に運び出されたがれきがうず高く残っていました。

前回の支援で床板をはがして「泥出し」をした家は、窓枠が入り、床も張れれており、私たちが復興に向けた一歩のお手伝いが出来たことを実感しました。

今回驚いたのは「蠅」の多さです。ここに「伝染病でも発生したら」と懸念し、対応を急がなければと思いました(次の日、蠅の駆除に自衛隊が派遣さ
れたと報道がありました)。

最終日には震度5強の「余震」があり、津波警報が出され、上空をヘリコプターが警報音を出しながら飛ぶなど緊迫した状況下の支援でした。