みき通信 第82号 2018年第6月議会で一般質問を行いました


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高齢者福祉の充実

葉山町では要介護3以上の方が紙おむつ支給事業の対象者ですが、手元に届いていない方もいらっしゃいます。受給方法など情報発信に不足があるのではと質問しました。「介護認定時、ケアマネが説明しているが、今後強化する」と言う事でした。

「どこに相談に行けばよいのか」「どんなサービスがあるか」などの声に、町の対応は「質問には状況に応じた説明をしている。介護保険事業計画変更時に各町内会に出向き説明している」との事で、行き渡っているか疑問が残ります。

後期高齢者医療保険、介護保険などわかりにくい制度内容や、葉山町独自のサービス内容など、齢を重ねたことで必要となる様々な情報を、高齢者向けの生活全般のガイドブックにまとめることを求めました。「その時々でお知らせしているが、まとめたものはなく、検討したい」とのこと。分かりやすい情報提供が必要です。

イノシシ施策の発展

葉山町では、現在100頭近いイノシシが生息しており、捕獲・殺処分後、地中に埋めていると言う事です。捕獲したイノシシを、ジビエ等に利用できないかと質問しました。

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「安定した捕獲数の確保や設備費用との兼ね合いから、事業化は難しい」という答弁でした。根絶は難しく、補助金を受け事業を行っている自治体もあり、「獣」といえども命を無駄にしないような今後の取り組みを求めます。また、一部ボランティアで行っている出没対策としてのやぶ刈りの労力や、捕獲作業などは、わなの設置、日々の見廻り、殺処分等、労力は並大抵ではありません。行政としての支援等を求め、質問しました。「わずかな支援は行っているが、研究したい」という答弁で、しっかりとした支援を求めます。