地域手当条例改正 見直しの提案される
葉山町職員給与に地域手当10%が支給されています。国基準は6%で基準以上を支給しているペナルティーとして特別交付税が減額されていました。
これまで議会では、地域手当見直しの陳情や議員提案の条例改正案等が出されてきましたが、私は職員給与に関する問題は本来、外部からどうこうするものではなく、町長と職員間で労使交渉を経て解決すべきと、反対をしてきました。
今回の条例改正は、町部局から提案され、現在の10%を7月1日から8%に、29年4月1日から6%に段階的に下げるものです。町部局の提案という事は、労働組合との交渉を終え合意は得られたもので、反対する理由はないものと考えます。
また、29年4月開所を目指した地域密着型特養の事業所へ県補助金も含め2億3千万円を超える補助金の補正予算が組まれました。
現在、特養入所希望者は50人以上と、入所者29床の町民限定となる特養は待ち望まれた施設と言えるでしょう。
法人格はこれから取るという事業者は静岡県で介護施設を経営していますが、地域に密着した施設に繋がるよう願っています。
またショートステイ、デイサービスも併設しており、町内の他事業所では職員を募集しても応募もないと介護職員不足の声を聞いており、ソフト面も心配するのは私だけでしょうか。町は補助金を出して終わりではない対応が必要です。