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みき通信第57号

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平成28年度、葉山町の展望は

 二期目を迎えた山梨町長の平成28年度予算案が提示され、細部にわたって審査しています。
 27年度に引き続き28年度も「健康」をテーマに、色々な取組みが考えられています。町営の運動施設を持っていないため、町民が、指定された逗子・横須賀市の運動施設利用時の補助金や町民参加のイベントも増えています。参加することで体や脳を動かし「健康」を維持することが介護予防にもつながり様々な波及効果が生まれます。残念ながらイベントに全町民が参加できることは難しく、限られてしまいます。

 「特定検診」の受診率を上げることはどの自治体でも課題と思いますが、町は健康をテーマに掲げながら、受診目標は下げています。「実績をもとに出した数値」と町側からの説明でしたが、町としての将来展望が感じられません。町長施政方針には、協働や連携、協力が数多く述べられていますが、数字だけでは表わせないそれに見合った施策が重要で、さらに強めていかなければなりません。

 先日行った議会報告会で、貴重なお話を伺うことが出来ました。「地域の中でお互いのことを考え支えあってきた中で、お互いが高齢化し、この先、支えあうことに困難が見えてくる。行政からは直接の『人手』を助けてもらいたい。」と言うものでした。高齢者の集いの会場設置一つとっても人手は必要です。施政方針にある「支援する人とされる人の双方が、顔の見える関係により地域のつながりを実感する。」とは、町民にすべてを丸投げする事ではないはずです。

 高齢化率30%を超える葉山、山坂が多く狭い道の多い葉山。年を重ねても安心して暮らし続けられるよう、交通問題や介護問題等解決に向け、みなさんの声を町政に届け、取組んでいきます。