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みき通信 第54号

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 「皆さまのご意見をうかがう会」 ~学校給食について~ 議会主催で開催

これまで議会、みき通信で何度も取り上げてきた「中学校給食」は、実施に向けやっと動き出しましたが、同時に「小学校給食」も変更されそうに動いています。小学校の給食室施設の老朽化が進む問題等、中学校給食実施にむけて、小学校も含めたセンター調理方式の給食にすることで数々の問題解決に繋がるとしています。何年もかけて進めてきた中学校給食にくらべて、一気に話が進んでしまった小学校給食。私にも、多くの不安の声が届きます。

議会として「皆さまのご意見をうかがう会」を設け、午前、午後合わせ50名の方が参加。保護者の方、先生方、給食調理従事者の方、そして候補地の上山口小学校周辺に住む方、色々な方からの意見をうかがうことが出来ました。「施設が出来れば輸送トラック、従事者の通勤車と通学路を通り交通量増による安全性が心配」「共同調理場は工場扱いでも学校関連施設なので、市街化調整区域外への特例があるのでは」「旧校舎を使っている町民が引き続き使用できる施設を」「中学校給食を望んでいた声は、6校合同の方式でもいいと考えるか再調査を」「自校式を宣伝し住民誘致につなげては」「各小学校では特色を持った食育を行っているが現段階で考慮がない」

どの会場でも、当事者の声が全く入らないまま決定事項のように進んでいることへの不満、不信感の声が挙げられました。

私も同じ不満、不安を持ち、一般質問で質しましたが、教育委員会として「小学校給食のセンター化の方針はまだ持っていない」といます。行政の中で教育環境を一番に守っていけるのは、教育委員会です。教育委員会としてしっかりとメリット・デメリットを精査し、きちんと方針をたてて早急に取組むべきです。議会からの指摘を受け、当初は考えていなかったPTAへの説明やパブコメ等を実施します。良いものを作ろうとするなら町民の中に飛び込んでいかなければ、様々な声は聞けず、様子はわかりません。「ご意見を伺う会」で町民の方から「このような会を設けていただいてありがとうございます」と多くの方から言われ、直に皆さんからの意見を伺うことの大切さを実感しました。

次の議会でも町民との協働を進めるため取組みます。