皆さんの声に応える3期目を


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高齢者福祉に関し、緊急通報システムの拡充を求めたところ、対象外だった電話回線を持たない方に対し「専用回線を葉山町が負担し設置する」とのうれしい回答を受けました。また、認知症の行方不明者は、5年連続増加。昨年、町内でもお二人の高齢者が行方不明のままです。早期発見に役立てるためGPS機能付き通報システムへの補助を求めました。

 高齢者の外出支援として、ふれあいパス購入費補助が実現できましたが「バス停までが遠い」「坂がきつい」など、様々な声があります。これまでもコミュニティバスを求めてきましたが、町は必要性を感じながらも実施しません。県内の各自治体ではコミュニティバス、福祉バスを運用しており、高齢者タクシー補助券すら発行していないのは、葉山町と松田町だけです。

採算が取りにくい事業だからこそ、自治体が取り組まなければ住民の要望に応えることはできません。重ねて求めることが重要です。

 候補地が決まらず未だに先が見えない中学校給食ですが、始まるまでの期間限定で、民間業者による食缶方式での提供を提案しました。各校の搬入口やエレベータなどの設備はセンター方式でも使用するものであり無駄にはなりません。

町は「給食センター計画とは別に、調理業者のことも考えなければならないのは負担が大きい」と消極的ですが、このままではセンター用地が決まっても、いつ実現するかわかりません。

全国で9割の自治体が行っており、県内では横浜市と葉山町だけが未実施となってしまいました。安全で、美味しく、温かい中学校給食を一日でも早く実施できるよう求めていきます。

 皆さんからご支援をいただき議員となり2期8年。毎定例会で皆さんの声を取り上げ、介護福祉士として働いた経験を活かし、高齢者福祉の問題に取り組んできました。全町13,000通配布した町民アンケートには、取り組んでほしい施策の一番が「高齢者福祉の充実」でした。まだまだやらなければならないことがたくさんあります。これからも皆さんの声を届け実現のために力を尽くします。